作品art131「あさがおとぼく」

kodomono2016-07-04

大きな薄水色の画用紙(四切り392×542mm)に、
それはもうのびのびと蔓植物と人物が描かれ、
お話を伺う前は、「ジャックと豆の木」かしら?
と思ったほどの原画です。
作者はyamatoくん6歳。

実際にはyamatoくんが、小学校一年生の時に、
朝顔とぼく」という題名で、展覧会に出品された作品だそうです。
あさがおの花とツボミ、葉やツルやガクの様子もよく描けていますし、
「ぼく」の顔も細かく丁寧に描かれ、
着ているシャツも美しく彩色され…
なによりそのツルに登っている?ような「ぼく」の様子が楽しくて、
その腕や足から「ぼく」のこれから伸びゆく姿にまで想像が膨らみ…
見ていてワクワクする、ステキな絵だと思います。

ご家族が、
朝顔を自分自身も、伸び伸び描けていて、色彩も素敵で、私も主人も、祖父母も感心しました。
そして、彼の成長を感じました。」
と、おっしゃる通りですよね!

「原画はそのまま生かし、鉛筆の消し後や、折れてしまった線などの汚れは、きれいに消して」
とのご注文でしたので、そのように加工し、
タイトルとお名前、年齢を英文字で配置しました。

額は太子サイズ(288×379mm)、
額もマットもホワイトで額装しました。

「お部屋に長く長く飾るには、額装するのはどうかしら」…
とお探しいただいたおかげで、ご縁をいただけました。
お言葉通り、長く長く飾れる、
ずっと見ていても見飽きない、そんな額装作品になったかなと思います。
yamatoくん、ご家族の皆様、
すばらしい作品と幸せな時間を、ありがとうございました。