春野菜

kodomono2017-03-06

日に日に暖かく、
春らしくなってきた福岡。
お店に出る野菜も春らしくなり、
きれいな色の野菜みつけました〜♪


紫のカリフラワーとロマネスコミナレットって書いてあるけど)。
先日、久しぶりに行った伊都菜彩で入手。
(伊都菜彩=いつもめっちゃ混んでる糸島市の有名産直市場)

紫のオクラとかは、ゆでるとふつーの緑になっちゃいますが

このカリフラワーはどうでしょう?

青みがかったパープル?

うーん、これはこれで、なんだか絵画のようで美しいわあ〜♪
と、食卓に飾っておいたら、帰ってきたチビ。

チビ「なにこれ?」

私「カリフラワーとブロッコリーみたいな野菜だよー♪」

チビ「まずそう!!!」

と一蹴してくれました…

…まあ、もともとどちらの野菜も
好きじゃないですからね。
いいんですよ...
いやでも、味はとってもおいしかったです!
とくに、カリフラワーが、やわらかで、ものすごーくおいしかったです!

あと、私芽キャベツが大好きなんですけど、
芽キャベツの隣に、似た感じで「アーサイ」っていうのが売ってました。

イタリアンな味付けで炒めたら、芽キャベツより食べやすくて...
ブロッコリーの茎を、軽くやわらかくしたような食感と味。

芽キャベツもですけど、半分以下に割ってから炒めるほうが、
苦味が出なくてめっちゃ美味しいですよ〜。
アーサイ、あったらまたリピートしたい。
オススメです〜♪

おひなさま

kodomono2017-03-02

チビが生まれた時は、
転居の多い転勤族だったことと、
これだ!というものに、
まったく出会えなかったことで、
買ってあげるという声もおさえて、
私が作ったチープな雛人形で、
済ませてきた我が家。

それが今年。
そんな事情はつゆ知らない、
知り合ったばかりのステキマダムから、
突然お雛さまをいただいた。
人形作りが趣味で、たいしたものではないという。

開けてみると、

想像以上に立派なもので、
とてもいいお顔!
質感も好み!
理想的なサイズで、インテリアを邪魔しないし、
出し入れもこれならまったく面倒にならない。
ほんとうに我が家に理想的。

(畳の幅が25cm弱、畳と屏風はうちにあったもの)

こんなこともあるのですね〜!
今年はおかげでステキなひな飾りができました。
4月3日まで飾ろうっと♪

 ・ ・ ・ ・ ・

あとは...ちらし寿司、ハマグリ汁、もち、ひなあられ...
どれもお好みでなく食べないチビ。
夕飯はどうしたものかと、それが悩みです...

はじめての歌舞伎

kodomono2017-02-17

先日、友人から
「歌舞伎のチケットがあるんだけど」
というお誘いが。
友人は、子育てで数年ブランクはあるけれど、
以前何度か行ったことのあるという方。
私は「博多座」のある福岡に来て以来、
ずっと行ってみたかったのですが、未経験。
だから、できたら最初は観覧経験者とご一緒したかったので、
まさに願ったりかなったりのお誘いです!

実は私、昨年の冬あたりから、
ときどき着物を着ることにしています。
出産前にたまーに着ていたのですが、
妊娠出産後はやはり難しく遠ざかっていました。
それが、昨年あたりから子供も手が離れてきて、
着れる環境になったなあと思って。

もともとは、背が低い女子が親類に私だけで、
古〜い着物はいっぱいある。(古着着物はだいたい小さい)
それが「もったいない」という理由で着はじめたので、
知識も着付けも超テキトーです。
食事会や、和風の行事の時とか…わりと気軽に着ます。
というか普段着が多いので気軽な場所しか着られない…

そんなテキトーな私だけど、日本の伝統芸能を見るなら、
せっかくだから着て行きたい…
でも、歌舞伎ってどんなの着てったらいいのかなあ?
小紋とかでもいいのかなあ…?

ググってみると、歌舞伎…特によく出てくる歌舞伎座には…
かなり怖いことも書いてあり、着物で行くのは、敷居が高すぎる…!
でも、友人らに聞いたら「博多座はそんなことないよ〜」
と言われたので、それを信じました。
こういうところが、地方都市福岡の素晴らしさだと思います。
なんていうか、東京では特別な人しか行かないようなところに、
みんな気軽に行くところ。ほんといいです。
(でも冒険する勇気もないので、無難と書いてあった、
 めったに着ない格上の色無地を着用)

行ったのは平日のお昼の公演。
11時から15時。
途中30分と25分の休憩をはさむ、3部構成。

開演1時間前から入れて、みなさんお買い物やらお茶やらするのよ。
と聞いたので、早めに行ってみてみると、博多座の土産物のほか、
お弁当、和菓子、豆菓子、下駄、京小物、和雑貨、服飾品…
ちょっとした駅並みにたくさんの店がひしめいている!
弁当屋さんだけでも5店舗くらい出てて、種類もいろいろ。
パン屋さんやサンドイッチ、アイスクリーム、ビール、ワインまである。
なんだかすごく楽しいです。

最初の30分でみなさんお席やロビー、レストランやカフェで
お食事されるらしく、せっかくだから、幕内弁当を席で食べたい!
と、料亭のお弁当と博多座のペットボトル茶を購入。
お上品な味付けで、量もほどよくて、とてもおいしかった〜

この日の演目は、現代的な歌舞伎「男の花道」と日本舞踊ショー。
「男の花道」ほぼ現代劇のようなふつうの言葉遣いで、
要所要所で歌舞伎の言いまわしになる感じで、わかりやすく、
初心者にはもってこい、舞踊ショーはもうただ、美しく楽しかったです。
(言い方間違ってたらごめんなさい、本当に無学なので…)
古典歌舞伎だったら、イヤホンガイドを借りた方が良いそうです。

あと、幕間のトイレ。
並ぶのを覚悟で行ったら、個室数もたくさん、空室はランプがついて一目瞭然、
案内係もいて、ぜんぜん並びませんでした。
こんなところも気がきいてますね〜

とっても楽しかったし、様子もちょっとわかったので、
また行きたいな〜、と思いました。
誘ってくれた友人に感謝感謝です(*^^*)

バレンタインデー2017

kodomono2017-02-12

今年のバレンタインデーは火曜日。
その直前の今週末。
我が家でも手作りチョコを作りました!

レシピは3年目となる、
かつてなく簡単なのに、
かつてなく絶賛される、
「おしゃれコインチョコ」(一年めの様子はこちら)

毎回書いてますけど、日本の誇るおいしい明治の板チョコを、
溶かしてナッツなどのせて固めただけですから、
だれでも間違いない味。

さらに、今年は、ばあば手作りオレンジピールを一口大に切って、
ビターチョコレートをまぶしただけのものも。


こちら、まったく子供向けではなく、
双方の苦味がたまらず食べだすと止まらない、危険な大人の味。

昨今のバレンタイン。
義理チョコに続き、友チョコが盛んで、
何十個単位で生産するという女子も珍しくありません。
女子親は楽しんでいる方も、悲鳴を上げている方もいて、
その過熱ぶりに全面禁止の学校もあるそう。
我が家のチビはと言いますと、相変わらずで、
しぶーくしつこく遠方のボーイフレンド2人と、パパ。そして
数人のお友達にあげるとのことで、ぜんぶで7つ作りました。
ちなみに学校へは持参禁止です。

そうそう、絶賛オススメのルルララ「おしゃれコインチョコ」ですが、
今回、クッキングシートを切らして、
一部直接バットに乗せたら、チョコが取れなくて大変でした(汗)。
クッキングシート又はラップを、ぜひとも敷いてお作りください。

しもべ妖精と女性のこと

kodomono2017-02-11


※すみませんつらつらと長文です。お時間ある方だけどうぞ。



ハリー・ポッターに、しもべ妖精(House−elf)というキャラクターがいます。
ウィキペディアには、

「小さく醜い人型の魔法生物(独自の魔法を操り、その魔力は魔法使いより強力らしいが、敵対的に使われることは稀。また、杖を使わない)。-中略-
特定の魔法使いを自身の「主人」とし、その主人や家族に生涯仕え、日常の家事や雑用などの労働奉仕を行う(これは屋敷しもべ妖精にとって「本能行動」に当たる)。」

とあり、簡単に言うと、「魔法使いに仕える奴隷」です。
その扱いに憤慨した、主人公の女友達ハーマイオニーは、
しもべ妖精解放運動を始めますが、周りの反応は冷淡です。
そして、主人公ハリーによって、悪いご主人から解放されたしもべ妖精ドビーは、
古い因習にとらわれた仲間たちの理解をも得られず苦労します。
最後には感動的なエピソードを産むこのくだりは、映画では残念ながらカットされています。

「その魔力は魔法使いより強力」とある通り、しもべ妖精は、実は最強キャラ。
主人公を邪魔もし、窮地から救いもします。
どうしてこんなに有能なのに、奴隷扱いされているのでしょう?
「本能行動」に当たる、なんて書いてあるけれど、本当に彼らの本能なのでしょうか?
もしかしたら、その有能さゆえに、隷属させられていたのかもしれません。

    • -

さて、朝のテレビ番組アサイチで、
現在の女性の立場や働く環境について語り合う、
「オンナ×働く」という特集を見た時のこと。

視聴者からのご意見を募り、紹介したコーナーで、
「男たち、正直になって、都合のいい奴隷が欲しいって言いなよ。」
と言うご意見が読み上げられ、スタジオが一瞬凍りつきました。
で、一瞬の間ののち、イノッチが慌てふためいたように、
「そ、そんなこと思ってないよ!!」
と、その場をおさめました。
私も、奴隷という強烈な言葉にちょっと言葉を失いました。

でも、考えてみたら…例えば、ピラミッドを作った奴隷たちは、
常にムチ打たれながら重〜〜い巨石を運んでいるイメージだったのが、
実は休暇ももらえる、例えるなら会社員的身分だったと言います。
ひどすぎる扱いでは、よい働きはしてくれないし、逃亡や反乱も絶えないでしょう。

どちらも主従関係にあるという「刷り込み」によって、
関係が成り立っていたのではないかと思います。
刷り込み、思いこみ、因習…言い方はいろいろありますが、
有能なしもべ妖精も、そんなもので、縛られていただけでは?と思ったのです。

「奴隷」というと言葉が強烈ですけれど、
たとえば、「お手伝いさん」などと言い換えてみれば、
スタジオを凍りつかせたご意見もなんとなく納得できませんか?
「都合のいいお手伝いさん」
私も、それならぜひとも欲しいです。

私の周りには、家事育児(さらには仕事まで!)、すべて引き受けている女性がたくさんいます。
「誰が食わせてやってるんだ」というような禁句を、平気で言われる友人もいます。
イクメン、カジメンと言われるような夫がいる友人もいますが、それは「お手伝い」のことが多く、そんなご夫婦にも、
「女性=家事育児」という刷り込みがあります。

「女性=家事育児」は本能じゃないか?という意見もあるかもしれませんが、
番組では他にも、編集者の女性が、
「夫が資格をとるため主夫をしている期間があり、その間は、新橋へ飲みに行くことが増え、
「誰が食わせてやってるんだ」という禁句がのど元まできて抑えた経験があった」と言っていました。

これって、家事育児が「女性の本能」ではない
逆に夫の帰宅拒否症や、上の禁句を平気でいうのも
「男性の本能」ではない、
という証拠ではないでしょうか?

先ほどの編集者女性が、自分が出張に行くと、
「いいダンナさんね」と必ず言われて、反射的に
「ありがとうございます。」と、言ってしまうけれど、
逆に夫が出張に行って、
「いい奥さんね」と言われることは考えられない。
とも言っていました。まったくその通りです。

これは、何世代にもわたって、
「女性=家事育児」刷り込み社会だったからだと思います。
「女性=家事育児」という刷り込みは、
戦いや力仕事が多分にあった時代には、合理的だったのかもしれません。
でも現代社会は違います。力仕事は機械や発明に頼ることができます。

現代の、「女性=家事育児」刷り込み社会で苦しむ女友達は、
「子育て後は、女友達とシェアハウスで暮らしたい」などと言います。
熟年離婚が増えてもいます。
もっというと、結婚も出産も控える女性が増えています。

別の番組で、上沼恵美子さんが、生まれ変わったら、子供を産まない人生を歩むと言っていました。
もちろん子供を愛しているけれど、今生の自分は、どれも中途半端になってしまい、
それだけ、子育ては、大変なのだと。

先日紹介した本「アレックスと私」の、
エリート研究者ペパーバーグ博士も、母親のように、
キャリアをストップさせる生き方(=出産)はしないと書いていました。

これでは面白くないし、子どもは減る一方…寂しいことですよね。

それもこれも、ひとえに、男性にも、女性にも、
「女性=家事育児」という刷り込みがあるからです。

男性、女性だから、ではなく、個人個人に得意分野があるだけ。
男性も、女性も、「女性=家事育児」刷り込みから逃れて、
自然に、家事育児(さらには介護)をわかちあう「社会」にしないと、
男性は生涯独身か熟年離婚、女性は活躍しきれず、子どもは減るばかり…
そう思います。

          • -


ハリー・ポッター本編で、ハーマイオニー奴隷解放活動は、
理解のありそうな主人公ハリーや友人(ぼぼ男性!)からも理解を得られず、
ドビー以外のしもべ妖精からも反発を受けていました。しかし、
作者が語るところによると、後日ハーマイオニーは、省庁で働き、
しもべ妖精などの待遇改善に尽力するそうです。

ハーマイオニー、すばらしい!

まゆごのさんのニット帽とネックウォーマー

kodomono2017-02-02

何回かご紹介した帽子作家のまゆごのさん。
以前は、布の帽子を頼んだのですが、
ニット帽子も作られると知って、初オーダー。
しっかりめ編んでいただいたので、頭にぴったり。
寒い日は毎日愛用中です。

そして、オーダー会で触らせていただいた、
ベビーアルパカ糸の、いつまでもさわっていたいようなきもちの良さが、
どーしても忘れられず、あの気持ちよい糸をぜひ首元にしていたい…と、
ネックウォーマーをオーダーさせていただきました。
(帽子作家さんなのに… ^^;)
相変わらずのとても丁寧なお仕事ぶりで、
きちんと試作を作った後に、
あれこれリクエストを言わせていただきました。

とにかくあの、やわらかい肌触りになるように、
デザインは使いやすいようシンプルで、
グレーと渋いパープル単色のリバーシブル。
かぶっても使えるけれど、
髪型崩したくないときは、ボタンを外してもはめられて、
そのままたっぷりはめてもいいし、
折り返してもいいし、
一度外してねじって2色にしてもいいし、
とにかくいろいろに使える!


ボタンやボタンホールもぴったりのを探してくださって、
あまり目立たないのに、よく見ると楕円形で、
天然素材で、すっごくかわいいんですよ〜。

今回も、大満足です。
ラッピングまでかわいくて、妥協のないお仕事ぶりに、
見習わねばと感心します。
ほんとうにありがとうございました(*^^*)

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2月24.25日には福岡市今宿でセミオーダー会があるそうですよ♪
まゆごのさんFacebook
https://www.facebook.com/boushimayugono

鳥のことと「アレックスと私」

kodomono2017-01-28

最近引っ越してこられたご近所の方が、
知らない名前の鳥を飼っていると聞いて。
その鳥をたまたまテレビで見たらとてもかわいくて。
その話を聞いたチビが、鳥の本をいろいろ借りてきて…

これまで、集合住宅だし、動物は飼えないと思っていたし、
ほとんど考えたこともなかったのですが、
がぜん興味が湧いてきたわが家。

そして、いちばん気になるのは、
例のご近所にいる「ヨウム」という種類の鳥。
英語では「グレイパロット」、その名の通り「灰色のオウム」です。
灰色で、尾羽だけが赤いその鳥は、
私もチビも大好きな、「ドリトル先生」シリーズの
先生に動物語をはじめに教えてくれる「ポリネシア」なんですって!
がぜん興味が増します。
5歳児並みの知能があるそうです。

えっ

5歳?!

そんなに賢いの?!
と驚いて、チビの借りてきた本を読んでみると、
あっちこっちに「ヨウムのアレックス」という名前が出てくる。
当たり前のように、たいした説明なしで出てくる。

チンパンジーのアイちゃんなら知ってるけど…
私は全然知らなかったのですが…
どうも、「研究用ヨウムのアレックス」は、
鳥界のアイちゃん(それ以上?)のような存在らしい…
と察したところで、

”亡くなる前の言葉は、
「いい子でね。アイラブユー。明日くる?」”
だったという一文…!

ダメだ。これだけで泣きそう…
ぜひ詳しく載っている本を読みたい!と読んだのが


「アレックスと私」
アイリーン・M・ペパーバーグ著

これがもう、とてもいいです。
文章もよみやすく、たぶん訳文が上手なんじゃないかな。
アレックスを研究していた博士の半生とアレックスの一生を描いています。

博士はMIT、ハーバード卒、あちこちの有名大学で
アレックスの研究を続けてきたきれいな女性…
そんな鳥好きエリート女性のサクセスストーリーか?と思いきや、
アレックスは、純粋に研究のために、無作為に店員の選び出した鳥で、
時代もあり、女性ということや、鳥類への無理解、偏見から
研究論文も、当初は読まずに突き返されたり、
予算がつかないために、大学もあちこちに移動せざるを得ない状態だったり
…と、大変苦労していたのです。
そんな女性研究者の物語としても面白い。
昔ながらの心を通わせるヒトと動物の物語としても面白い。
研究のエピソードにいたっては、もうSFかファンタジーを読んでいるかのよう!
鳥に興味ない方にも、すごくおすすめの本です。


あと…話は変わりますが、
チビの借りてきた、最近の軽い本や雑誌を眺めていたら、
どれも鳥のことをを「鳥さん」と呼んでいる。
犬を「わんこ」「わんちゃん」、
猫を「にゃんこ」「ねこちゃん」という感じで、
「鳥」は「さん」らしい。
これまた知らなかった〜
面白いですね〜