猿田彦神社の猿面

kodomono2016-01-21


今年はさる年!
ということで、福岡の民家の玄関先で、
時折見かける、素焼きのサルのお面をご紹介。

これは、地下鉄空港線藤崎駅、1番出口の横、
大通り沿いの街中に佇む、
ともすれば見落としそうな小さな神社で

庚申(かのえさる)の日に行われるお祭りで
授与される(1000円)もの。
その名も猿田彦神社

猿面を玄関に掛けることで災難が“去る”と言われ、
また、猿は木から落ちないため、
受験生の合格祈願としても人気があるんだそうです。

こーんなに飾っている方もいらっしゃいます。

毎年微妙に違うんだとか…

庚申の日、というのは、中国の六十干支(ろくじっかんし)暦による十干と
十二支を組み合わせた干支で60日周期となっており、毎年6〜7回。
なかでも、その年の一番初めの庚申は、”初庚申”と呼ばれ、この日、
いつもは静かなこの神社に、早朝から夕方まで長蛇の列ができ賑わい続けます!

初庚申祭の時だけ、参道で売られる「さるあめ」。

かわいい〜!

もちろん、他の庚申の日にも猿面は用意されるし、ご利益は変わらない。
最近では混雑も考えて、年の最後の終終庚申に猿面を求める方も増えているとか。

2016年庚申祭の日程
初庚申 2月8日(月)
二番庚申 4月8日(金)
三番庚申 6月7日(火)
四番庚申 8月6日(土)
五番庚申 10月5日(水)
終庚申 12月4日(日)

ちなみにうちのは

先日の組子を組み替えて、
合わせてお正月風にしてみました〜