ピーターラビット展 おとうさんパイの件
先日書きましたピーターラビット展、
チビたっての希望で最終日に再び
行ってまいりました〜!
またしてもじっくり見たのち、
私はやっぱり欲しかった美しい図録を手に入れ、
チビは悩みに悩んで、12冊入りのミニ絵本セットを買ってもらい、
お小遣いでベンジャミンバニーのぬいぐるみを買い、ホクホクです。
で、先日も紹介したのですが、衝撃を受けた
キャラクター相関図にあるピーターのおとうさんが、
パイの絵で表現されている件について、
新たに発見がありました!
まず、復習です。
おとうさんのキャラクター紹介がこちら…
完全にパイ。
で、展覧会で見た、白黒の原画がこちら。
パイもさることながら…
お、奥さん…
じ…ジャガイモみたいですけど…?
読んだことあるはずなのに、
こんな衝撃的な絵をスルーしてたのか?
と思って、見直したら、
なんとなんと…
日本語版には、このページが、ないのです!!
*
↓日本語版のページ↓
オリジナル英語版では
「〜でも、おひゃくしょうのマグレガーさんとこの はたけにだけはいっちゃいけませんよ。」
までがこのページで、
「おまえたちのおとうさんは、あそこで じこにあって、マグレガーさんのおくさんに にくのパイにされてしまったんです」
というのがパイとおくさんの絵のページ。
日本語版では、直前の1ページにまとめられてしまったのです。
*
おそらく日本人の教育的見地からカットしたんでしょうね…
うーん…
で、英語版はどうかな?と見てみたら、
こちらの女性が!
お、奥さん…
き、キレイになってます?
(おぼろげに赤子まで現れたような…)
ということを、
展覧会のショップで気づいた私たちが、
その場であれこれ調査したところ、
英語の通常版にはキレイな奥さんが載っている…
英語の特別版やミニチュア本やには、
オリジナルジャガイモ風奥さんがカラーで載っている…
英国では、
おとうさんパイは問題にはならなくて、
ジャガイモ奥さんは問題になったということ、
でしょうか?
途中から、キレイな奥さんに変えたのかなあ…
ほんとにポターさんが描き直したのかなあ…
よくわかりませんが、
奥深いポターさんの世界…
ますます大好きになりました(^^)
※おとうさんは生まれながらにパイというシュールな設定なのかと
誤解がありましたので、*〜*の画像と文章を追記しました(笑)
12/15/2016