ピーターラビット展

kodomono2016-12-10

もの、すごーく!よかったです!
ビアトリクス・ポター生誕150周年
ピーターラビット展。

たまたまチケットをいただいて。

ピーターラビット」については、
まあ、チビも、あの、なぜだかやたら小さなシリーズを、
数冊は読んだことがあるし、
その時はそんなに反応してなかったけれど、
そのあとポターさんの伝記も読んでいたし、
楽しめるかもね〜、と、軽いノリで行ったのです。

それが、想像以上によくて!

これまで母子で何度も、展覧会に行った思いますが、
その中でもっとも、
じっくり、ひとつひとつ丁寧に見てくれ、かつ感動!

何がいいって、
原画が!
ものすご〜く良い!
もちろん、どんな作品だって印刷よりは原画が良いんですけれど、
ポターさんの細かい描写や色遣いは…
もうほんとうに印刷と全然違う…
原画もほぼあの本のサイズで、
本当にこれ原画なのですか?!
と疑うほど(ほんとに学芸員さんに聞いてしまった)
細かすぎる絵もたくさんあって…!
「なぜだかやたら小さな」シリーズは、
あの大きさでしかありえなかったと納得。
その原画と合わせると、お話も魅力倍増でした。

ポターさんの人生についても初めてよく知りました!
内向的なお嬢様だったり、キノコ学者だったり、
ナショナルトラスト運動家だったり…
とてもドラマチックな人生で、かつ魅力に溢れた方で、興味津々!
この展覧会のあとに、
母子で伝記を読み直したり、大型紹介本を読んだり、
すっかりポターワールドに魅せられてしまいました。
ポターさんの映画も見ようと言っています。

あと面白かったのが、
バラバラに思えていた登場動物(人物?)たちの
家系図、相関関係図が途中に掲示されていたのですが…
フライヤーに一部載ってたので、見てください↓

「ピーターのおとうさん」
…パイ!

というように、物語の中でも「え?」って思うような
ブラックユーモアが効いてるところがけっこうあります。
イギリスだからなのでしょうか?
読めば読むほど、ほんとうに面白いです。
この面白さはチビが小学生だからこそ共有できるんですよね。
ほんと、良い時期に出会えたと思い、心から感謝です。

スーベニアショップでは、チビも悩みに悩んで
大人の塗り絵、ポストカードと本を一冊買いました。

なんか、本屋でいつでも買えそうなものばかりだった…

福岡での会期はもう終わりますが、
機会があればぜひ見てほしい素敵な展覧会。
うちももう一度見に行こうかなあ〜♪

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ピーターラビット展・公式ホームページ
http://www.peterrabbit2016-17.com

開催予定
2016年8月9日(火)〜10月11日(火)Bunkamura ザ・ミュージアム
2016年10月28日(金)〜12月11日(日)福岡県立美術館
2016年12月20日(火)〜2017年2月1日(水)TFUギャラリー Mini Mori(仙台)
2017年2月11日(土・祝)〜4月2日(日)グランフロント大阪
2017年4月15日(土)〜6月4日(日)ひろしま美術館
2017年9月〜11月 名古屋?