大川組子の体験

kodomono2015-12-15

組子をご存知ですか?
「家具の町」大川市
その大川の中でも、建具の一部である、「大川組子」は
釘を一切使わず、木と木を組み付けて作る伝統工芸品。
その目を見張る美しさは、
JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」や
観光列車「或る列車」の客室装飾に使用され、
一躍世界的に有名になりました!

で、先日。
子供のワークショップでこの組子体験が!!!
張り切って行ったものの、

うちの子…
やらない!
と……ざ、ん、ね、ん…

しょうがないので、子が他で遊んでいる間に、お話を聞いてみたら、
大川、昨今いろいろとアピールに力を入れているらしく、
様々な取り組み、パンフレットやふるさと納税もすばらしい!
組子作りが簡単に楽しめる場所もある、と聞き、
大人友達と行ってきました!
「大川ウッドワークミュージアム」。
こちらでは、木工の歴史や建具の展示、
大川の匠たちの紹介を展示しています。

うーん大好きな雰囲気だわあ〜

わずかな湿気でも様子を変える木工の世界。
最低5年は乾燥をした木材を使い、
数ミリ単位まで薄く加工、ひとつひとつを手作業で調節しながら、組み付けられる組子。
伝統の美しい幾何学模様は、200種以上にも及ぶそうで…

見てください。
細かすぎて遠目だと全く分からないほどの仕事ぶり!

アップにするとこんな繊細さ。

もうほんとにため息ものです。

このライトもステキ。

この他にも、近年は様々な雑貨への展開していて、
バレンタイン用にチョコを入れる箱を作ったところ、
2万円以上するのに、あっという間に完売だったとか。

そして、組子づくりを体験はというと…
簡単な組子のパーツのセットが用意されていて、これは枠まで組んだところ。

体験は、丁寧にはめ込んでいけば出来上がりますが、

この細かいパーツ一つ一つを、同じ形に作り上げて行く職人さん、
作ってみると、やっぱりすごいなあ…と感心します。

今回私は伝統柄ではなく、スタッフの方が飾っていたのを真似して
クリスマスツリー風にして、玄関に飾りましたー

ボンドは使っていないので、クリスマス過ぎたら
組み替えようと思ってます♪
そして嬉しいことに、これを見たら、
子が「やっぱりかわいいね」と!
今度ワークショップに出会ったら、絶対やってもらお〜(*^^*)

大川ウッドワークミュージアム
組子体験 1500円 (指導料込)
要予約(定員最大150名)不定休 要事前連絡

旧吉原家住宅という文化財のお宅でも体験できます。
組子体験 コースター1枚850〜1500円
第1.3水曜、第2.4日曜の10-16時
予約不要(〜5名)
こっちはもう少しレベルの高いコースターも作れるようですよ。

体験はともかく、組子も家具も楽しいので、
大川、機会があったらぜひ行かれてみてください。