なつやすみ仕事☆対馬旅行

kodomono2015-08-21

お盆休み対馬に行ってきました!

対馬…つしま…
ご存知でしょうか。
福岡から飛行機で30分、
ジェット船で2時間強と意外と近い。
壱岐対馬(いきつしま)とセットで呼ばれたりしますが、
このふたつ、けっこう遠いし違います。
壱岐はさらに福岡から近く、日帰りで海水浴に行く人もいて、
行った人みんな「海がきれいで、とっても良かった!」と言います。
対馬は結局、私の周りには行った事がある人がおらず、
さらに「行く」と言うと「…なんで?」と聞かれる始末。

なんで?の問いに答えるとしたら、
☆遠いご先祖が対馬出身と聞き、一度訪れてみたかった
☆お盆だけど比較的すいていそうなところに行きたかった
ということなんですが…

私も知識が全くないので、よし、まずガイドブックだ!
と思ったんだけど、これが…ない…!ネット口コミ情報も少ない…
ので、対馬観光協会に問合せをしたところ、
とっても親切にパンフレット類あれこれ送ってくれ、
役に立ちましたよ!ありがとうございました!

で、にわか勉強し、驚いたことには…

1.韓国まで49.5km 福岡まで132km
天気がよいと韓国が見えるそうです。よくぞずっと日本でいてくれた!
と言う感じの距離ですよね。

2.大きい 
離島って聞くと、なんだかコンパクトな感じがするけれど、
ほんと広いんですよ!
南北82キロ・東西18キロ、面積約708平方キロ
南北走ると、車で3時間!!
山あいなんかに行くと、島という感じが皆無!

わかりにくいですが、枝影にあるの道路です↑
佐渡島奄美大島に次いで、3番目に大きい島なんですって!

3.長崎県
距離的、交通的には福岡のが近いです。
地図で見た感じ佐賀でも良い感じです。
でも、遠くて飛行機便しかない長崎なんですって。面白いですねー

4.神々の島
これは、1.の大陸に近いこととも関係あるのでしょうね。
神社がたくさんあるのですが、平安時代朝廷に
認めて記載された九州の神社98社中、
29社が対馬にあり、24社が壱岐にあるんだそうです。
この2島で九州の半分ってことです。
神話にちなんだ場所もあちこちにあり、神道の源流といえる島だそう。
プラス島独自の天道信仰(太陽信仰)もあり、
今風に言うとパワースポットじゃないかな。

和多都美神社
海幸山幸彦と竜宮伝説のロマンチックな神社。
5つのうち、海中に2つの鳥居があり、満潮時には2mも沈むんだそう!

さて、「すいているお盆」を目指して、メインの南部ではなく、
北部の比田勝港に夜行フェリーで向かい、翌日南端へ下り、
翌々日また比田勝港から帰る、というプランで旅へ。
フェリーはさすがに混み合っていましたが、
私以外の家族は雑魚寝でぐっすり熟睡できる程度でした。
ただ…その日まで16日間も続いていた、夏日晴天がその夜半から崩れ
雨が激しく降り出し…不安な滑り出し…

とりあえず朝は曇天だったので、できるだけ遊んでみよう!と海水浴へ!

だ〜れも いない 海♪
文字通り、プライベートビーチ!

娘っこ、横に泳いでます↑

この海、売店とかはないのだけど、無料シャワー、脱衣所完備、
監視のおじさんが浜辺を細かくお掃除もしてくれていて、ほんとにきれい!
ただ、私たちと心配性のおじさんしかいないので、
ちょっと海に入るたびにやってきて、
今日は荒れてるからあぶないよ!と…めっちゃ気遣ってくれる。
(太平洋ビーチ育ちの私にするとむしろめっちゃ静かだったのだが…)

仕方ないので波打ち際で遊んで、
プールとサンドアート「ぶた」を作って楽しみました〜

でもやっぱり雨が降り出して…2時間で撤収。
あー今日は一日ビーチでのんびりの予定だったのになあー
仕方なく近場の温泉施設渚の湯でのんびり。
早かったせいでこの温泉も貸切。
(あとから韓国人団体客がたくさん来たのでタイミングがよかった。)
その後町を散策するが…かなりの…何もないっぷり。
歴史資料館に行ったら係の人が駆けつけて、
私たちのためだけにカギを開けて見せてくれました。

そして、翌日!
晴天戻ってきましたー!よかったー!!

何度もブイまで泳いだり、初シュノーケルで潜ったり、
残っていた昨日の砂プールを拡張したり、砂に埋まったり…
まさにビーチを満喫!

そして今日もほぼプライベートビーチ!
他に3組来たけど、ほぼ1時間もせず帰って行った!なんで?!

※これは比較的人がいるときの様子です

その後レンタカーで島の北部から南端のほうへ大移動!
途中ツシマヤマネコを見に。

まあるくカーブした耳の後ろが白いのと、太いしっぽが特徴です。

南端の山の上のアットホームな宿「美女塚山荘」では、
星空が…すごかった!!!
天の川が薄衣のようにばっちり見える…
プラネタリウムと同じ?もっと多い?星の数…
そしてその日はペルセウス流星群。寝る前9〜10時頃でしたが、
いくつもの星が流れるのを家族で見る事ができましたー!
きれいだった…!
流れ星への願い事は、いつものように間にあわなかったけれど、
あの状況そのものが私の望むものだった気がする。
あんなにすごい星空は、大学の時北海道の山でバイトしていた時以来かも。
娘っこが写真撮ったら?と言うのに、
三脚が無いからムリと言ったのだけど、
タイマーと上向き放置で撮ってみれば良かったなあ〜!
というのが唯一の心残りです。

翌日はちょこちょこと観光しながら港へ戻り、またフェリーで帰りました。
やっぱり広すぎて、2泊では行きたいところに行ききれませんでしたー

万松院(江戸時代の藩主、宗家の菩提寺

対馬旅行の反省点としては、とにかく商売っけのない島なので、
メインの厳原(いずはら)の町以外で、お昼を食べる場所や、
買う場所があまりないことを計算すべし!と言うところでしょうか(^^)