おすすめ!「こそあどの森の物語」

kodomono2015-07-19

台風で一日早く、なが〜い
夏休みがはじまりました…
なんだかもう忙しいです…
しかし、夏休みにぜひ
おすすめしておきたい本があります!

「こそあどの森の物語」シリーズ
岡田淳 著/絵

1巻「ふしぎな木の実の料理法」は1994年刊。
20年も前で、現在は11巻まで続刊中!
たくさんの賞も受賞している名作なので、
知っている方も多い児童書だと思います。

が…私は全然知らなくて!
たまったま、手にとって読み出したら…お、面白い面白い!!!
こんな面白い本を今まで全然知らなかったとは…
むすめっこもはまって、二人で競って読んだほど。
全力でおすすめします!!!

内容は…
「日本のムーミン谷」とも評される、
架空の「こそあどの森」を舞台に、
7人の住人(人間っぽい…妖精?)たちが繰り広げる、温かな日常や冒険の数々…
主人公のスキッパーは、はじめ引きこもりの少年で
尋ねてきた登場人物と会話も出来ないという新鮮さ!
他の登場人物も全員が個性的で魅力的。
物語の面白さに加えて、絵もすばらしい!
作者の岡田淳さんは、元美術教師。
キャラクターは簡略化されたかわいらしいタッチで描かれるのに、
森の風景や、それぞれの家の見取り図は、小一時間眺めても
飽きない細かさ、美しさ、面白さ…

一見かわいらしいファンタジーのようでいて、
大人にも十二分に面白く、考えさせてくれる…奥深〜い物語なんです!

うーん、うまく伝えられない…
プロに頼ろう…
興味が沸いた方はこちらをどうぞ↓
絵本ナビ 人物紹介、一冊ずつの紹介、岡田淳さんのインタビュー
…最高です!

名作ですので、たいがいの図書館にあると思います。
長い夏休み、読む本が決まらない方、ご存じなかった方、
よかったらぜひどうぞ〜(*^^*)


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余談
作者の岡田淳さんに興味が沸いて、他の本も結構読みました。
長らく小学校の図工の先生をされながら著作活動をされてきたそうで、
小学校を舞台とするわりと現実的なファンタジーが多いです。
それらも面白いんですが…
小学校低学年にもおすすめなのは、
「びりっかすの神さま」「星モグラ サンジの伝説」かな?