作品art94「88歳・米寿祝い」

kodomono2015-05-15

我が家のチビにとって、
ひいおばあちゃんにあたる
相方の祖母。

いつまでも上品で、勉強好きで、やさしくて、
足腰が丈夫だった10年くらい前までは、
外国でも国内でも、思い立つと一人でフラッと行って
しまうような行動派。
チビのこともものすごく可愛がってくれて、
元気な頃は目が不自由なのに、お洋服を見立てて
よく送ってくれたりしました。

私もみんなも大好きな、とっても素敵なおばあちゃん。
そんなおばあちゃんが先日、満87歳の誕生日を迎え、
米寿のお祝いをすることになりました。

年配の方へのプレゼントって、本当に難しいですよね。
服飾品や生活雑貨、一通りのものはもう持っているし…
施設に入っているからあまりものも増やしたくないだろうし…
そんなに食べる訳でも飲む訳でもないし…
チビ手作りのものも毎回会うたびに持って行っているけど…

あれこれ考えて、チビの絵の額装をしてみることにしました。

まず、チビがおばあちゃんと、思い出のコスモスの絵を
落書き帳に色鉛筆で一所懸命描きます。

これね、チビにしてはけっこう似てるんですよ。
パンツにしていたので、スカートも描いてもらいました。

目の悪いおばあちゃんのために文字はやや大きく
人物のラインも黒ではっきりと。
おばあちゃんの好きな英語でお祝いの言葉を。
そしておばあちゃんの好きなグリーンで全体をまとめ…

額はどうしようか迷っていたところ、
イベントで、Kifluさんの額作りワークショップがあり、
おばあちゃんをイメージした上品なラベンダー色を心をこめてペイント。
それだけでも素敵だったのだけれど、海辺で拾った
貝やシーグラスをチビにも選んでもらってつけました。

今回は手作り感を出したいので、ガラスやマットはなし。

お祝い当日、お部屋に飾っていただいて、
来るひとたちに自慢してくださっているとのこと。
おばあちゃん、どうぞいつまでもお元気でいてくださいね!