児童書とルビ

kodomono2015-03-20

チビ、一年生のはじめはぜんぜん
読書好きじゃありませんでした。

それが…
学校の図書室で本を借りるようになり、
お友達に感化されて、大好きになったのが、
女の子パティシエ2人が活躍する「ルルとララ」シリーズ。

このあたりから、本を欲しいと言うようになりました。
それは良いことなんですが…
このルルララの作者の、あんびるやすこさんは、
同じような女の子に大人気のシリーズを3つもお持ちで、
それがどれも10巻以上出ており…

「ルルとララ」19巻
「なんでも魔女商会」 21巻
「魔法の庭ものがたり」16巻
…すべて以下続刊!

そしてもうひとつ、たまたま最初の2シーズン分をいただいた
レインボーマジック」シリーズ…

これがまた…
1巻にひとりずつ違う妖精が出て来て、
それが、7冊で1シーズン。
それがそれが、7シーズンあるので49巻出てるだけでなく、
特別バージョンがまた数冊出ていて…計54冊。
こちらもどうも以下続刊…!

ここまでで、チビが欲しいと言っている本の数は
19+21+16+54=110冊!
なのです。

本好きの子供になってほしい!
と思って読み聞かせをがんばっていた私。
ドリトル先生シリーズを読み終えた時には、
自分でもエラいと思ったものです。
そして、本は惜しみなく買ってあげようと、
心に決めていた、の、ですが…

このかわいらしい本たち110冊以上を…
定価で買うとなると…
1冊あたり千円として11万…

…ズバリ大変です!

恐るべし児童書の世界…
男女問わず昔から大人気の「かいけつゾロリ」シリーズは
56冊も出ていますし、児童書作家って、
人気シリーズ持ったらものすごいですね…

なので、出版業界の方には、本当に申し訳ないのですが…
お誕生日やクリスマスにはプレゼントするにしろ、
他は、チビ自身のお小遣いやお年玉で、古本を買ってください。
と言うことになりました。
最近は、遠出するとその土地の古本屋に寄り、
ほぼ100円、高くても200円台のものを購入し、

こんなに増えました〜

本なら惜しみなく…という自分の気持ちを見つめ直すと、
3日以上かけて読むような名作本を、買うのは構わない、
という心構えだったんですよね。
レインボーシリーズなんか、薄いので、
いまや30分もかからず読み終わっちゃうし…
チビも大好きな「ドリトル先生」や「ぶたのフレディ」なんか、
ほんとに自分で読んで欲しいし、いくらでも買いたいくらいだけど…

そういう名作本ってだいたい、ルビが難しい漢字にしかないんです。
調べたら、全部の漢字にルビがふってあるものを「総ルビ」と言うそう。
法の庭シリーズは、総ルビではないけど読んでいるので、
完全に総ルビでなくても大丈夫みたいだけど…
とにかく、児童書には全部ルビを振って欲しいぞー!!!

図書館で探したら、チビ好みの妖精物語
「フェアリーレルム」全10巻は総ルビだったので、
すすめたところ、案の定夢中に。

そして、なんと最近、寝る前に時間があると、この本をチビが私に
読み聞かせしてくれます!(けっこうおもしろい)

調べたところ、講談社の「青い鳥文庫」シリーズは総ルビで、
赤毛のアンや、ホームズなど名作もある!
が…表紙からして…マンガチックで…
いや、マンガは好き…むしろ大好きなんですけど…
なんかすごく買うのに抵抗がある…
気にせず買うべきか…

総ルビ、または1.2年生レベルで読めるルビのある、
小学生女子にオススメの本、ご存知の方いらしたら、ぜひお教え下さい!