カブトムシその後
カブトムシを飼う事になった件のその後。
つがいをいただいたその日から、
チビは弱らないようにアドバイスに従い
あまり触らないようにしつつ腕に乗せたり、観察したり
かわいがっておりました。
カブトムシってぎゅうぎゅう、って鳴いたりするんですよー!
しかし、カブトムシの命は短い…
夏休みの終わり、友達と外で遊んだ帰りに覗いてみると…
「あっ、カブ子(雌)が死んでる…」
ちょうど一緒だったのが詳しいお友達だったので、
お墓をつくって埋めるか、標本(!)にするか聞いてくれ、
するとチビは即答で
「標本にしたい!」
えっどこに置くんだよ…
などと思いましたが…
[標本の作り方]
熱湯に浸けた後、食品トレーの裏側にのせ、
マチ針で足等を形良く整え止め、
風通しの良いところで約2ヶ月乾燥する。
(友達がやってくれた)
しかし、カゴに一匹になった雄を見て、
「カブ太郎(雄)ひとりぼっちでかわいそうだねえ…」
気の毒がるチビ。
2週間ほどヤモメ生活をさせていると
チビの手に交尾しようとしたり、
切なそう(私感)にぎゅうぎゅういう姿はなんだかとっても不憫…
これは後妻を!と思い心当たりを捜すも、
みんな逃がしたあとだったり、雌雄ラブラブだったり…
なかなか見つからないと言うと、先ほどの親切な友人が
つがいの雌を貸してあげるよ!と申し出てくれました。
レンタル妻…
そんな不貞をさせようとしたのがいけなかったのか、
借りようとした当日の数時間前に、その雌が死んだとの知らせが…
…
でもその友人が言うには、
前妻が亡くなってから2週間経っているし、もしかしたら
もう幼虫がいるかもしれないよ、と教えてくれました。
土を出して見てみると…
いたいたいたー!
12匹もの幼虫!
カブ子ったら…こんなに子どもを作っていたのね!
よかったよかった〜!
親とは分けた方が良い(傷つけちゃうことがあるらしい)
狭くない方が良い、などのアドバイスを得て、
虫かご3つ、ペットボトルで作った容器3つに幼虫を分けてセット!
すっかり盛り上がるチビと私、よかったねー!
…しかしはたと、
カブ太郎のさみしいヤモメ生活に変わりないことに気付く。
…まあ、子孫残せたからいいよね!
その後、カブ太郎はだんだんとおとなしく、
以前のように、夜にチビの腕に乗せても飛んで行ったりする事もなくなり…
眠る時も土に深く潜らなくなり…
足の関節もひとつとれ…(弱ってくると取れるらしい)
妻を亡くして27日、うちにやってきてからは47日目…
カブ子と同じく外出から帰って覗いたら
…永眠しておりました。
今度は私が標本作業をし、
ご夫婦ならべて、ディスプレイボックスを工作。
玄関に飾りましたよ〜
カブトムシをくれたお姉ちゃん、
我が家に来てくれたカブトムシたち、ありがとう!