カブトムシその後

kodomono2014-10-02

カブトムシを飼う事になった件のその後。

つがいをいただいたその日から、
チビは弱らないようにアドバイスに従い
あまり触らないようにしつつ腕に乗せたり、観察したり
かわいがっておりました。
カブトムシってぎゅうぎゅう、って鳴いたりするんですよー!

しかし、カブトムシの命は短い…

夏休みの終わり、友達と外で遊んだ帰りに覗いてみると…
「あっ、カブ子(雌)が死んでる…」

ちょうど一緒だったのが詳しいお友達だったので、
お墓をつくって埋めるか、標本(!)にするか聞いてくれ、
するとチビは即答で
「標本にしたい!」

えっどこに置くんだよ…
などと思いましたが…

[標本の作り方]
熱湯に浸けた後、食品トレーの裏側にのせ、
マチ針で足等を形良く整え止め、
風通しの良いところで約2ヶ月乾燥する。
(友達がやってくれた)

しかし、カゴに一匹になった雄を見て、
「カブ太郎(雄)ひとりぼっちでかわいそうだねえ…」
気の毒がるチビ。

2週間ほどヤモメ生活をさせていると
チビの手に交尾しようとしたり、
切なそう(私感)にぎゅうぎゅういう姿はなんだかとっても不憫…
これは後妻を!と思い心当たりを捜すも、
みんな逃がしたあとだったり、雌雄ラブラブだったり…
なかなか見つからないと言うと、先ほどの親切な友人が
つがいの雌を貸してあげるよ!と申し出てくれました。
レンタル妻…
そんな不貞をさせようとしたのがいけなかったのか、
借りようとした当日の数時間前に、その雌が死んだとの知らせが…

でもその友人が言うには、
前妻が亡くなってから2週間経っているし、もしかしたら
もう幼虫がいるかもしれないよ、と教えてくれました。

土を出して見てみると…

いたいたいたー!

12匹もの幼虫!

カブ子ったら…こんなに子どもを作っていたのね!
よかったよかった〜!

親とは分けた方が良い(傷つけちゃうことがあるらしい)
狭くない方が良い、などのアドバイスを得て、
虫かご3つ、ペットボトルで作った容器3つに幼虫を分けてセット!

すっかり盛り上がるチビと私、よかったねー!
…しかしはたと、
カブ太郎のさみしいヤモメ生活に変わりないことに気付く。

…まあ、子孫残せたからいいよね!

その後、カブ太郎はだんだんとおとなしく、
以前のように、夜にチビの腕に乗せても飛んで行ったりする事もなくなり…
眠る時も土に深く潜らなくなり…
足の関節もひとつとれ…(弱ってくると取れるらしい)
妻を亡くして27日、うちにやってきてからは47日目…
カブ子と同じく外出から帰って覗いたら
…永眠しておりました。

今度は私が標本作業をし、
ご夫婦ならべて、ディスプレイボックスを工作。
玄関に飾りましたよ〜

カブトムシをくれたお姉ちゃん、
我が家に来てくれたカブトムシたち、ありがとう!