がんばるということ

がんばるってことについて、最近よく考えています。

がんばってる人にがんばれ、というのはプレッシャーに
なるからやめようという風潮もあります。
心身壊しちゃうようながんばり過ぎはもちろんダメですけど、
でもやっぱりがんばるって大事だし、
チビには、たとえうまく行かないような時にもがんばる子供になってほしい!
どうすればそんな人になるのか…。

最近部活やスポーツ、学校行事でがんばって青春を謳歌している
子供の話を見聞きすることが多くて。

一例をあげますと
合唱コンクールに向けて連日熱心に練習をし、盛り上がっているクラス。
遠くのクラスから歌声が聴こえて来たら
「あれを俺たちへの挑戦状と受け止めよう!」と、廊下の窓を開け
よりがんばってみんなが大きな声で歌っちゃう…
まるで青春ドラマのワンシーン!

ああ、こういうことで楽しい成功体験を積んでいる子供が長じて
がんばりのきく大人になるのかなーと思ったんです。
最終的に成功しなくてもがんばることで、達成感を得たり、喜びを感じたり…
がんばることは良いこと!
がんばることが単純に楽しい!
という価値観を持つようになりますよね。

上記のクラスに「俺そんなのやんねー」みたいな斜に構えた子はいないの?
と聞いたら、いないんだそう。

甥っ子はのんびりマイペースで、
わりとそういう斜に構えたタイプと思っていたのですが、
運動会やら文化祭に全力を尽くすような学校に行ってました。
あまりにも周囲がそういう雰囲気でみんなが掛け値無く忙しいので、
彼もまきこまれてあれこれ頼まれて…
「しょうがないなあ…」とか言いながら、がんばっちゃってました。

仕事でも、日常でも、常にどっかで常に手を抜こうとする人がいますよね。
手を抜いてラクをした小さな喜びを得ようとしているのかもしれません。
そう言う人はそういう体験が多いのじゃないかなー。
実は一生懸命やって得る喜びの方が大きいと言うことに気付いていないのじゃないかなー。
それはそういう体験が無いからなのじゃないかなー。
なんて思う訳です。

スポーツやなんかで一角の功績を積んだ人は、仕事に就いても優秀で、
例え学歴がなくても企業が喜んで採ったりするんだそうです。
一つの物事に一生懸命がんばるということへの最たる評価だと思います。

習い事でもスポーツでも勉強でも遊びでも…なんでも良いので
チビにもうんとがんばることで楽しむ体験をしてほしい。
とは言うものの、すでに時々「めんどくさい」とか言うんですよね〜
どうしたらよいものか…道は険しそうですが、がんばって考えねば!