博多祇園山笠

kodomono2012-07-15

山笠とは毎年7月1日〜15日、半月もの間続く
博多っこが最も愛しているお祭りです。
「山笠があるけん博多たい」という言葉もあります。

そのクライマックスは15日の「追い山笠」!
どんなものかというと〜…

詳しくは公式サイトへ。

なんですが、素人なりにみじかーくまとめると、
山笠(ヤマ)と呼ばれる山車を男達が担いで神社から約5km走る
九州男児のザ!男祭り。

ってところでしょうか。

地域毎の住人が所属する山ごとの単位を流(ながれ)と言い、八つあります。
山笠を担いでまわることを「舁く」(かく)と言い、
担ぐ人のことを「舁き手」(かきて)と言われます。
「舁き手」よりも前後に走る人が多数おり、
流れは完全な縦社会。「舁き手」になることや、
さらにそのヤマに乗ること(台上がり)は大変なステータス。
この半月のために休職する人や、辞職する人、
遠方から帰ってくると言う人もいます。
こういう人を山のぼせというそうです。
山笠休暇を認める会社もあるそうです。

私はこういう伝統行事や祭り大好きなのですが、
追い山はなんと4時59分スタート、6時には終了…
チビがどうかなーと思って聞いてみると…

案外ノリノリで行ってみたいー、と!
櫛田入りの動画を見せてみると、8つ全部見る!
と更に盛り上がる…
おお!チビものぼせもんだったか!

で、美しい月星がまだ輝く中家を出て、
4時40分ごろ着いたのですが、当たり前ですが近隣には
駐車場が空いておらず、あまり興味のない相方に駐車場
探しを任せてチビと二人いざ!

だんだんと夜が明けて行く様子もドラマチックです。

迫力満点の細い道路で見物したため、ヤマが通るような時には
チビをだっこしたりかばったりで、写真は撮れませんでした。
熱い男達はもちろんキケンですが、
男達に勢い水と呼ばれる水をかける方々もいて、これまたキケン。
私とチビは足下が濡れたくらいですが、隣のカップルの女の子
はステキなワンピースがびっしょりでした。

主役の男性はもちろんかっこいいのですが、
ヤマの前後を走る中には子どもたちもいて、
これがとってもかわいいっ!
赤ちゃんまで大人とおんなじ水法被に締め込みと言う姿なんです!
男子禁制でも、小さい女の子は大丈夫だそうで、チビも
「女の子がいる!」と注目しておりました。


すみません、この写真はけっこう大きな子供ですね…

細い道のあと、大通りからもいくつかの流を見て…
やっと相方とも合流。
チビは
「やまかさ、たのしかった…」
とのぼせた様子。
眠いのかな?と思ったら車ではしばらく眠らず、
帰り際うとうと10分ほど寝ただけで、その後超元気!

疲れてもう一眠りしようよ…と布団に横たわる両親を
起こし続けて、とうとう昼前にプールへ出かけました…
なんでそんなに元気なんだ…

山笠に興味を持たれた方は、
他にも詳しいサイトがいっぱいありますし、
動画もぜひ見てみて下さい〜♪