プレッシャーと戦うチビ

kodomono2012-03-19

札幌は雪が解けて来たとはいえ、
除雪の無い公園はまだまだ
こんな様子です→
乗っているのはまたがってのる遊具ですよ!

さて、実はチビ、楽しんで行っていたスイミングを
2月から突然嫌がりだしました。
去年の10月から、級のあるクラスに移って、
毎月トントン拍子に進級して来たものが、
2月に至って難しい級になり、水底にしゃがんでジャンプする、
という項目で一度水を怖いと思ってしまったようなのです。(先生談)
チビは背が低いので、立つと水面が頭より上になる深さ。
想像するに確かに相当怖そうです。
その時にはじめて授業中泣いてしまいました。

それから、私もうまく対応できないまま、
日を追うごとに嫌がるようになり、はじめは行く道すがら行きたくないと
言っていたのが、泣くようになり、終いには授業中ずっと大泣きで
先生に抱っこしていたこともありました。
あまりにひどいので、授業中はもうやめさせようか…とも思うのですが、
でも、プールが終わるとわりとけろっとして、
次はがんばるとか、マルがもらえるかな?とか言うのです。
で、もう大丈夫なのか?と思っていると、やっぱり前日にはアンニュイに
なってきて「プール行きたくない、やめる」とか言い出す…繰り返し。

挫折感とともにやめさせてしまうのも良くないだろうし、
やる気がないわけでもない…むしろある…
相変わらずお水は大好きで、遊びに行く分にはおおはしゃぎだし…
引越しがあるからどちらにしろ一旦3月までだし…と
悩みつつなんとか連れて行っていました。

大泣きしてどうしようもない、と思ったのは2、3度ほどで、
その後だんだん泣かずに入る時間が多くなり…
大泣きして入ったけれど、後半立ち直って授業を受けた日のこと。
だっこして戻って来てくれた先生の説明は、
「今までお水大好きで怖いこともなくて、どんどん
できちゃってきたけれど、その身体のスピードに
心のスピードが追いつかなくなってるんだと思います。
でも、ここを乗り越えればすごく楽しくなるし、伸びますから…
お母さん辛いけどがんばりましょう」と。

チビ、人生初のプレッシャーとの戦い…!

実はこのプレッシャーを大きくしてしまったのには、かなり私たち
両親の責任も感じています。
進級するたびに「すごいねすごいね」と褒めちぎっていたのです。
結果でなく過程、がんばりを褒めなければいけないと分かっているのに、
まだ4歳のチビが、すぐに壁にぶつかるのは目に見えていたのに…
たぶんその期待に応えたいと言う気持ちもあるのでしょう。
月末のテストの頃は大泣きで全く授業に参加できませんでしたから。
チビ、ダメ母でごめんよー

そしてこの頃にはプールから始まった不安が幼稚園まで波及。
毎朝幼稚園行きたくないー!と登園拒否もはじまりました。
「プールの時も幼稚園の時も、ママと離れたくないー!」
んだそうで、ひどいときには園でも泣いている有様…

引越しのことを伝えた現在ですら毎回、
「明日幼稚園いきたくないー!ママといたいー!」
…転園してからもかなり苦戦が予想されます。