3.11.2012

東日本大震災の起きた3月11日から
一年が経ちましたね。

2万人もの人命…
4京ベクレルものセシウム…
何もかも桁違いで自分のできることの小ささに
投げやりになりそうなほどですが、
とりあえずはこの日、家族で神社にお参りに行きました。

あの日から、色んな事が変わり悩みましたが、
札幌に住む私の周りはあまりにも平和で正直当初の切実さが薄れています。
春〜夏2千円台前半までがんばっていた我が家の電気料金は3千円台に。

多くの人々の記憶が薄れて行く事こそ、
被災地の、苦しんでいる方々にはいちばん酷なことのはず。
折々に現実を直視して、思いを新たにしなければいけません。

あの日から様々な情報を得て、思いを強くしている事もあります。
当初はできるのか半信半疑で、「原発にはなくなってほしい」
と発信していましたが、今では、再稼働絶対反対ですし、
それでやっていけるという確信があります。
いや、そうしなければいけない。
新聞を見ているだけでも、
原発とそれをとりまく環境はあまりに酷い。

私にできることは、本当にささやかですが、
募金をつづけること。
省エネに努めること。
忘れないこと、伝えること。

続けていきます。

そうそう、チビに新聞の図を見せて、震災のことを説明していたら、
「かこさとしさんのじしんのほんがまた読みたくなっちゃった」
と言い出したので、読み直しました。
チビには多少説明が難しくて…恐らく小学生向けなのでしょうが、
こちらの二冊、地震のことを理解するのにとてもおすすめです。

かこさとし著
■ 地球—その中をさぐろう (福音館のかがくのほん)
■ じめんがふるえる だいちがゆれる (かこさとしの自然のしくみ地球のちからえほん)