夏の旅2011 屈斜路湖、津別

kodomono2011-08-18

相方の短い夏休み.
私の母と相方とチビと4人で、
母憧れの釧路湿原方面へ行ってきました。
一泊目は屈斜路湖近くへ。
…と、道内旅行。気軽に聞こえますが、
片道350キロ、6時間半。
北海道、ほんとにスケールがちがいますー

ちなみに北海道の下のほうを東西に走る高速、道東道は、
本州のいたれりつくせりSA、PAを想像していると痛い目にあいます。
だいたい休憩所自体が少ない。
SAはPA程度、PAは待避所程度を思っておくとちょうどよい位。
名物を食べるとかお土産を買うとかはできない感じです。

立ち寄った阿寒湖あたりは、外国人観光客激減もあり、
さびれていると聞きました。
その通り、大概の場所でお盆とは思えない人と車…
北海道広いしなあ…

…と思っていたら、いきなりめちゃめちゃ混み合う観光地が!

屈斜路湖湖畔の砂湯!
「砂浜を掘ると温泉が出て来て、足湯を楽しめる」
というガイドブックの小〜さな記事を見て、
「シャベルで穴掘って足湯入ろうねー」
などとチビと話しながら、軽い気持ちで行ったら…

車は駐車場から溢れ路肩に何十台もずらーっと並び、
隣接のキャンプ場にはびっしりテントが並び、ウサギ小屋状態。
売店は海の家さながら!


ぬるめの湖水でスワンボートとともに浮き輪で泳ぐ人々。
掘った温泉に浸かる子どもら。

こ、これは海水浴場だ。

慌ててチビに水着を着せ(持っててよかった!)近づくと、
砂浜はすでにあちこち掘られ、掘るまでもなし。
ボコボコ湧き出すお湯は予想以上に熱くて、
湖水ギリギリに掘って冷水と混ぜないと、とても浸かれない程。
木桶の足湯も熱くて皆入ってもすぐ出て行く。
だから湖水も温水プール状態!

チビも大喜びでずんずん沖に歩いて行く…

しかし大人の水着はさすがに用意してなかったので、
泳がせるわけにもいかず呼び戻し、
しばらく遊んでいたら雨も降って来たので早々に撤退しました。

いやーとにかくあの人出にはビックリ。
メインの釧路湿原より混んでましたよー

その後寄ったのが、津別峠。
ここは有名な美幌峠より高く、360度見渡せるパノラマ
なのに訪れる人の少ない穴場的存在。

眼下に屈斜路湖、晴れた日には知床連山、雄雌阿寒岳
果てはオホーツク海まで見渡せるんだそうです。

宿は「奥屈斜路温泉 ランプの宿 森つべつ」
とても良かったです。
こぢんまりしているのでお盆でも落ち着いていたし、
お料理もぬめりのある温泉も良かった。
周囲には公園やトレッキングコースも整備されてステキでした。

よく写ってませんが、空気と水の温度差で生じる湯気↑
気嵐(けあらし)が上がってましたよー。

そして知らなかったのですが…
津別も木の町なんだそうで、こちらの照明の多くが
経木をつかったもので美しかったー!
  

旅はつづく