超カンタン!テキパンのつくりかた

以前に紹介した
テキパン=テキトーにつくれる衝撃的簡単パンツ製法。
最近作っていて、やっぱりこれはすばらしい!皆に伝えたい!
と今回は詳しく紹介します。

◎テキパンの作り方◎

1.

お気に入りのパンツと生地、ウエスト用ゴムを用意します。

2.

パンツをお尻を表に縦二つにたたみ、
生地もたたんだパンツの幅に合わせて二つに折り、
「わ」にサイド部分を当てて置きます。

今回は裾を切りっぱなしに出来るように、生地の耳に合わせます。
本当は布目というものがあり、縦に置くものなのだそうですが
こども用だしテキトーなのでOK。

3.

ゴムを伸ばした状態をベースに、サイドは7ミリ程度、
上のウエストは3センチ程度、
裾を切りっぱなしにしないなら2〜3センチ程度、
縫い代をプラスしてザクザク切ります。
マチなし!印なし!重しなし!テキトーです!

4.

こんな形を2つつくります。
そう、前後ろがないのです!テキトー!
裾を切りっぱなしにしない場合は最初に三つ折りか二つ折りで縫っておきます。
ほつれなければなんでもOKです。

5.

2枚を中表に合わせて赤線部分を縫います。
マチでとめても洗濯バサミでとめても、さらにはとめなくてもOK!

6.

行きは直線、帰りはジグザグミシンをかけます!
1往復で済みます。

7.

6.で縫ったところを中央に開くとこんな形に。
赤線部分をぐるっと縫います。こんどは、丈夫にするために
直線を2回、ジグザグを1回合計1.5往復ミシン。


股下の重なる部分は縫い代を互い違いに倒して下さい。
互い違いにしないと厚くなります。

8.

エストを三つ折りにします。
アイロンできれいにしても、爪でテキトーにしてもOK。
ゴム入れ口ぶんとして二つ折りのところを2センチ程直線縫い。

9.

8.のゴム入れ口を残して赤線部分を一周弱直線縫い。

10.

入れ口からゴムを通します。
長さはこども次第ですが、90サイズのチビは40センチ強でOK。
ねじれがないか確認後、重ねてジグザグミシン。
(はずれなければなんでもOK)

11.

ゴムがねじれないように両脇を1センチほどミシン。

12.

テキパン出来上がり!

ね!カンタンでしょ?

ここまではテキパン基本編
ちょっと応用編としては、

◎3.の裁断時4枚にして脇を縫う(脇の縫い代もつけてね)
 タグを挟んだり、4枚を違う生地にしたり、裏表にしても面白い。
◎裁断後、ポケットやネーム、飾りをつけても楽しい。
◎7.の後、前からお尻の縫い目を表から直線縫いすると丈夫&本格的に。
◎9.のあとウエストの上端を直線縫いすると本格的。
◎てぬぐい1枚で〜80サイズくらいのものができます

とにかくカンタンなので色々挑戦してみて下さい♪

最後に。
このテキパンは、お世話になった長野手芸部師匠が、
数々の型紙で 数々のパンツを作った末に自ら編み出した製法です。
教えていただいたときのこと。
子どもに邪魔されつつ説明しつつなのに、1枚30分かからず
次々と完成していくテキパンに一同感動。
これなら私にもできる!とみんながウキウキしながら帰りました。

同じようにウキウキ楽しく作っていただければ嬉しいです♪