巨大すごろくとチビ

kodomono2013-10-28

今月のはじめ、図書館の帰りに
「福岡市大すごろく」の展示を見つけました。
というか、展示しています、
という告知を見つけました。
というのもその日ははずれてしまったとかで
事務所にしまってあったんです。
説明を見ると、なんでも、ボードゲーム作家の方が、
小学校のときに作ったという福岡市の町名すごろくらしい。

アナログゲームが大好きなチビ。
とくにすごろくはたまに自分で作っちゃうほど大好き。
(完成レベルはかなり低いですが…)
絶対見にいく!!
と展示し直すという翌日、再度行きました。

で、見せていただいたんですが、
これが、ただ巨大なだけでなくて、
ものすごく細かく福岡市の地図が描かれている!
そして福岡の全住所が書いてある(らしい)!
説明を読んだらものすごく複雑なルール!
作者は小学校六年生!

17枚つないであるうちの1枚がこんな細かさです。

案の定チビはもう夢中で、これ作りたい!!
スケッチする!と張り切りだしてしまいました。
いや、全部写すのどう見ても無理だろう…と思いつつ
二日ほど付き合いましたが、無理と悟ってくれたのか、
単に私のやる気がなかったせいか、なんとなく途中でさたやみになり、
そして先日。大すごろく作者の主催する、

ボードゲームクリエイター 津村修二の
創作ゲームとアナログゲームの会

というのがあると言うので、楽しみに出かけてきました。

遊べるのは、津村さんが作って販売している
ボードゲーム「アメン」だけかな、と思って出かけたのですが、
他にもすごーく面白い色んな国のゲームを次々と紹介し遊んでくれ、
思いがけず「福岡大すごろく」でも遊んでいただけました!

マスや絵が細かいだけではなく、ルールやアイテムもよくできていて、
本当に面白く、たくさん遊んだ中でもチビはやっぱり
「巨大すごろくがいちばんおもしろかった!つくる!!!」と
またまた…制作魂に火をつけて帰ってきました。

どこまで協力したものか…悩みどころです。

ボードゲーム「アメン」もとても面白いゲームでしたよ。
エジプトをテーマにした陣地取りのストーリー。

この美味しい生チョコのような石をサイコロの目ぶん置いていき、
挟んだ相手の石を取っていくという遊び。
ルールはチビもすぐ覚えてできるくらいなのだけれど、奥深い。
砂時計や音楽付きなのが新しい!インテリアとしてもステキです〜

他にも、遊んでいただいたゲームすべてが、見るのも知るのも初めてで、
ぜんぶ面白くて、相方も全部買ってもいいくらいだった、
と言っていたくらいなのですが、きりがないので…
最後に一番感動したのをご紹介します。


DiXit ディグジット
全員が一枚一枚違った不思議な絵の描かれたカードを6枚持ちます。
親(語り部)はその中の一枚にタイトルをつけて、伏せて置きます。
そこに、他のプレイヤー全員がそのタイトルにふさわしいと思うカードを
一枚ずつ重ねた後シャッフルして表返し、親以外のプレイヤーがどれが
親の出したカードかを推理し投票。
当たる当たらないで点数が加算され、
画像奥の箱の上のウサギが駒を進め、ゴールしたら勝利…

全員に当てられても、全員に外されてもダメという微妙な
「タイトルをつける」という言語センスを問われるのが
かつてないゲームという感じがしました。
こういうのは絶対コンピューターとではできないですよね。
人数が少なくても面白くないし…
またやってみたいと思うゲームでした!


さあ、チビの巨大すごろく熱はいつまで続くものか…
どんなものができあがるのか?
…いや、できあがるのでしょうか?